母子生活支援施設:職員研修第4回目「自己覚知」

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1月の母子生活支援施設の職員研修は「ケースワーカーの自己覚知」について行いました。

母子生活支援施設:職員研修第4回目「自己覚知」
自己覚知とは
自己覚知とは、自分自身のことを知る、理解すること。
自分自身のことは意外と自分が一番見えていなかったりします。自分と向き合う事を意識的にしていなければ、自分の本音の感情にすら気づけていない場合があります。でもそれは言葉や態度等で驚くほど確実に相手には伝わります。


こんな時はありませんか 〜避けられる、ドタキャン等〜
相談者の方と衝突してしまった、担当を換えて欲しいと言われた、明らかな衝突ではなくとも、一定期間避けられた、面談のドタキャンが続く、担当ではない他職員に相談される、などの場合は、相談者が何かしら支援者に対して不満や不信感を抱えているかもしれません。

自分の無意識や本音に気づかないと、知らないうちに感情的に巻き込まれ、相談者に勝とうとしてしまい(説き伏せる、黙らせる)無自覚に相手を傷つけてしまう、相談者を避けるなどして支援が滞ってしまう場合もあります。相手を可哀想だと無意識に見下す、差別的な物の見方などは、自分では最も気づきにくい感情かもしれません。

母子生活支援施設:職員研修第4回目「自己覚知」
〜気になって仕方がないケース〜
また反対に、必要以上に肩入れしてしまい、過度な関わりや不必要な支援をしてしまう場合もあります。他の相談者よりも気になって力を入れてしまっているケースがいるなら、なぜ自分はそんなに気になってしまっているのか、じっくり自分自身と向き合う必要があります。

例えば勤務時間外にも特定の相談者に時間を費やしてしまう、個人的な金銭の支援、支援者個人の携帯番号を教える、などは過度であり、やるべきではありません。やっている側は、良かれと思いやっているので、気づきにくいものです。



〜手を貸しすぎる事で相手の力を奪っているとき〜
本人ができることも肩代わりしてしまう事は、能力を発揮する機会や失敗から学ぶチャンスまでも奪ってしまいます。支援とは「助けてあげる」事ではなく、その方が自分の力で生きていけるように、その方自身の力を引き出せるようサポートする事です。自分自身の隠れた本音に気づかずに、善意と思い込んで過度に手を貸す事で、相手の可能性も奪ってしまわないよう、自己覚知は常に意識して取り組むことも、支援者としての仕事になります。


どうしたら良いの?!
自分の怒り、不安、葛藤、悲しみなどのネガティブな感情にぜひ敏感になることから始めましょう。万能な支援者は存在しません。自分の不完全な部分、苦手なこと、未解決の課題に気づき、早めに向き合って解決・対処していくことが必要です。

身近な先輩、上司に相談したり助言をいただく、専門家にスーパーヴァイズを受けるなど、周りの力を借りながらも、自分自身と向き合う作業を続けましょう。

母子生活支援施設:職員研修第4回目「自己覚知」
今回の研修では
日々の業務や忙しさで、私たちは自分と向き合う時間の確保がなかなか難しい現状もあります。今回は研修の中で、自分自身に向き合うためのワークの時間を多めに取らせていただきました。

また、ワークで自覚した感情について、更に自分で感情を掘り下げ、自分の「本音」に気づくための方法もお伝えさせていただきました。これはケースワークという仕事だけでなく、プライベートでもとても役立つと思います。


いい支援をするためには、職員一人一人が、プライベートが充実し満足度が高くなければ、なかなか難しいものです。自己メンテナンスも仕事という意識で、まずは自分を満たすこと、そのためにも自分自身と向き合う時間を意識的に取って頂けたらと思います。

〜自分会議〜
ちなみに、私は些細な引っかかりなどでも取りこぼさないように、少しの感情の揺れもメモで記録し、週末などの一人時間を利用して向き合うようにしています。月をまたいでしまわないよう、少なくとも月1回は時間を作るようにしています。

どこかで、眉間にシワを寄せ書きなぐっているワタシを見つけた時は、そっとしていて下さい ←



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